【相撲】稀勢の里関は横綱になれるのか!?2016年秋場所を占う
2018/04/02
mondo
1連日大入りだった2016大相撲名古屋場所。
やはり注目は2003年1月に引退した貴乃花関以来、13年ぶりの日本人横綱誕生なるか、だったと思います。
稀勢の里関はこれまであと一歩のところで優勝を逃していました。
過去の主な戦績を見てみましょう。
13勝2敗 6回
12勝3敗 3回
準優勝回数 11回
優勝がないのが不思議なくらいです。
直近2場所が13勝2敗だったこともあり、今場所こそは!と期待していましたが、いつもの悪いクセが出てしまいました。
一旦は横綱陣に星一つの差をつけるも、翌日にあっさり負けて振り出しに。
結局最終的に星1つ差で横綱日馬富士関に優勝を持っていかれました。
ただ星一つ差での準優勝だったこともあり、来場所も横綱昇進のかかる場所となりました。
稀勢の里関は次こそチャンスをものにできるのでしょうか。
少し考察したいと思います。
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実績は既に横綱級
稀勢の里関は、
2016年3月場所 13勝2敗
2016年5月場所 13勝2敗
2016年7月場所 12勝3敗
ときています。
3場所連続12勝以上の成績を残している力士は稀勢の里関含め過去に11人いて、横綱になっていないのは小錦関だけ。
実績だけ見ればかなりの確率で横綱昇進できるはずなんです。
最強横綱の壁
実績十分の稀勢の里関が横綱に昇進できていない最大の理由は、最強横綱白鵬関の存在でしょう。
幕内優勝回数37回(2016/7時点)は歴代最多、今後当分破られることはない記録でしょうね。
時代が悪かったと言ってしまえばそれまで。なんですが、日馬富士関や鶴竜関のようにチャンスはあるはずです。
そういう意味で先場所(2016年7月場所)は白鵬関の調子が悪かったため、最大のチャンスだったのですが、活かせませんでした。
来場所白鵬関も体調を戻してくるはずですので、厳しい戦いになりそうです。
下位力士への取りこぼし
稀勢の里関は序盤に星を落とすことがままあります。
これをやってしまうと、綱とりは厳しくなるでしょう。
白鵬関はストレート給金最多記録41回を誇りますので、普通にいけば序盤星を落としません。
大関、横綱陣と対戦する10日目頃までは、星を落とすことなく進めるかが優勝できるかのポイントでしょう。
最後に
3場所連続綱とり場所となる2016年9月場所。
稀勢の里関は優勝できるのでしょうか。
厳しいことを書いておくと、このチャンスを逃すと横綱にはなれない気がします。
年齢やモチベーションを考慮すると、ここが最後かなと。
賜杯を掲げて欲しいですね!
それでは!