【テニス】全仏2017は3回戦まで終了!錦織選手の4回戦以降対戦予想は!?
全仏男子シングルスは3回戦までが終わり、現在4回戦が行われています。
シード勢は大方順当に勝ち進んでいます。
それにしても錦織選手 × 鄭現選手の3回戦は苦しい戦いでした。
雨の恵みがなければ、100%負けていたと本人も言っていますね。
では3回戦までを振り返りながら、4回戦以降の展望について書いてみたいと思います。
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死闘!錦織選手 × 鄭現選手について
第1、第2セットは要所のポイントを押さえて錦織選手が取りましたが、何かしっくりきていないようでした。
第3セットも幾度となくチャンスがありながらブレークできず、タイブレークでは先にミニブレークを許すも一旦追いつくのですが、調子を上げてきた鄭現選手に再度先行され、4-7で落とします。
ここで気落ちしたのか、第4セットに入り錦織選手は3ゲーム連続で失い、2ブレイクダウンとなります。
ストレスから、ラケットを地面に叩きつけ破壊してしまいました。
誰もがこのままだと『まずい』と思ったでしょう。
しかし、ここで錦織選手メディカルタイムアウトを選択。
その間に雨も降ってきて、雨足が強くなったため、中断となりました。
そして翌日に順延となり、結果、錦織選手がフルセットで振り切り勝利しました。
錦織選手としては3セットで終わらせたい所だったでしょう。
実際、終わらせる寸前までいっていました。
ただ、鄭現選手も第3セットから1stサーブが入りだし、ラリーでのミスも減っていたため、簡単にはいかない予感はありました。
5セットで何とか勝利した錦織選手ですが、明日の4回戦は調子を上げてきているベルダスコ選手です。
トップ10の面々は順調に4回戦へ進出
今大会での活躍が期待されたアレクサンダー・ズべレフ選手は、初戦でベルダスコ選手に敗退してしまいましたが、それ以外のトップ10選手は順調に勝ち進んでいます。
特に調子が良さそうなのが、ナダル選手。
4回戦終了時点まで1セットも落とさない盤石ぶり。
このまま10回目の優勝に向かって突き進むのか、それとも準決勝でジョコビッチ選手またはティエム選手が阻止するのか注目ですね。
またランキング1位マレー選手は、3回戦でデルポトロ選手と対戦し、結果はストレート勝ち。
第1セットはタイブレーク10-8でマレー選手が取りましたが、どちらに転んでもわかりませんでしたね。
この対戦でマレー選手のプレーが良い状態に戻ってきていそうですので、仮に準々決勝まで錦織選手が勝ち進んでも、マレー選手との対戦は厳しい戦いになりそうです。
錦織選手は準々決勝を超えても、ワウリンカ選手が準決勝での対戦相手となるでしょうか。
2015全仏王者のワウリンカ選手も不気味です。
今大会、ナダル選手同様、1セットも落としていません。
直前の大会で優勝しているワウリンカ選手ですが、体力的な問題はなさそうです。
そして決勝は恐らく、赤土の王者ナダル選手でしょう。
どの対戦も想像するだけで、『死闘』の文字が連想されますね。
まとめ
トップハーフは、マレー選手 > ワウリンカ選手 > 錦織選手 > チリッチ選手 の順で勝ち上がると予想です。
錦織選手は3回戦の疲労が気になる所。
ボトムハーフは、ナダル選手 > ジョコビッチ選手 > ティエム選手 の順で勝ち上がると予想です。
優勝はやはり、赤土の王者ナダル選手しか思い浮かびません。
ケガ等のアクシデントが無い限り、10回目の優勝はかたいでしょう。
それでは!