【デモンズゲート・アプリ版】ストーリー/シナリオ/粗筋 第六章後半【再開のための追憶】
2017/07/19
fuji
7月12日にデモンズゲートアプリ版、終了することとなりました。
現在は次期展開までの下準備中。
公式ツイッターからアンケートを済ませた方は、一と遭遇した回数を指折り数えながら備えましょう。
第六章・前半に戻る
第一章 前半 後半
第二章 前半 後半
第三章 前半 後半
第四章 前半 後半
第五章 前半 後半
第六章 前半 後半
第七章 前半 後半
黒札任務
オマケ
6-7
時の砂
久しぶりに虹人の姿が。
風魔をロビーに誘います。君影会という読書会が開かれるそうです。
是枝大佐の娘、咲世子に執着する、下鴨八重子なる人物の挙動がおかしい。
そこに喪神も参加します。
街中で。八重子お姉さまは待合室で眠っていると時間が戻っていたと。
まるで小説の眠い町に似たような体験をした。
八重子は怪しげな砂を持ち歩き、時よ戻れと叫びながら、砂をばら撒いているようです。
日合製糖の課長(砂をかけられた)
虹人も時の砂をぶちまけられたと報告が。
虹人、自分の原点を繰り返し経験し、ノイローゼ的になっています。
帆村虹人
梨央は虹人の秘密を知っているようですが、今は怪人鎮定が先です。
八重子を追って、是枝邸へ。
鈴蘭女学園八重子に砂をぶっ掛けられる喪神。
麻美に時が戻るのを食い止めてくれました。メインシナ梨央で出てくるのは初めてですね。
鈴蘭女学園八重子(結婚に失敗)
時の砂を寄越した紳士は、戻った分だけ元に戻る・・・つまり八重子は何十年とこれから年老いていくのだとか。
是枝咲世子は、ナチ独逸の猶太人(ユダヤ人)迫害に対抗し、大連特務機関の中条忍と連絡し、
N計画を支援していることを打ち明けられます。
満州への猶太人入植が成功すれば、人材や資金が潤沢になり満蒙の地はより輝けるだろうと。
もちろん、乗っ取りや妨害の危機がそこにあるわけですが……。
八重子が陥ったのはシスターのエス、女学生同士の擬似恋愛。梨央には縁が無いとかなんとか。
結局、虹は男なのか女なのか。
6-8
愛好者(フィリア)たちの宴
去年、紙上を賑わせた佐野勉。五年の懲役刑のはずがいつのまにか死刑にすり替わっていました。
司法省に大学時代の先輩がいる式部丞、死刑は決定事項との見解を受け取って山王機関に参りました。
逮捕劇から何まで胡散臭く。調査が必要でしょうか。
市ヶ谷刑務所では看守二人が死刑執行にウキウキしています。
投刀塚(たなつか)看守と、鬼貫(おにき)看守。すごい名前です。
浮かれ空気含め、原因は帝都満州にあると新山技師。一旦門のある山王期間に戻ります。
増上寺のような怪異があるのやも。警戒が必要です。
市ヶ谷斉斉哈爾。牛頭機構の構成員のアストラルがうようよしています。
そのうちの一人が、小森さんが話があると呼び出しました。
小森、死ぬ直前の思念がここに彷徨っているようです。
小森、意趣返しに、ここで自分を倒させ、市ヶ谷刑務所のセヒラ異常を押さえ、
喪神を怪人に殺させようとする牛頭機構の作戦を台無しにさせます。
小森時夫のアストラル
やることやって、再び刑務所へ。渡鹿(とろく)看守、ここの看守はどれもすごい名前です。
四方寄(よもぎ)看守 (ネクロフィリア)
皇后崎刑務局長(牛頭機構に利用されている? 本職は経理課の会計士)
どうやら佐野勉は処刑されてしまったといいます。今回の事件は牛頭機構が喪神をおびき寄せ、殺害せんする計画であり、処刑する必要は無いというのに。
司法省全体を動かす力を持っている、敵は思いのほか恐ろしいようです。
6-9
乱歩作『妄楼』・前編
江戸川乱歩の書き下ろし小説『妄楼』が爆発的ヒットとなりました。
鈴代も普段からは程遠く頬を高潮させて興奮仕切りです。
妄楼の作品をかいつまんで説明すると、
女ばかり六人が暮らす望洋館での下宿で、通報者の一人以外の五人の女が忽然と姿を消す物語です。
蝶々夫人のときと同じく、妄楼の登場人物になりきる人が街中で闊歩しているようです。調査。
私立探偵・月野沙漠に成りきった人物が特に多いです。「実にね!」が口癖のようです。
・望洋館は靖国神社の裏に建つ、奇怪な三階建ての建物。会津栄螺堂のような二重螺旋構造
・通報したのは二〇一号室の直という女学生。他の人物は、美禰子、御米、三千代、静、千代子
・最初にいなくなったのは一〇一号室の美禰子、その後に御米、三千代が蒸発、残り二人も続いて蒸発
・美禰子を付け狙う、有楽町のドア係(被疑者)は出張中で不在
・御米失踪の被疑者、平河町の酒屋。三週間入院していたため容疑を外れる
平河町の酒屋(に扮した一般人)
・三千代は株の目利きが鋭く、麹町の相場師(被疑者)、先々週から逗子にいて容疑から外れる
麹町の相場師(に扮した一般人)
・書家の静。同窓Kの話では同窓生Tの父親(被疑者)に拐かした
しかし誘惑したのは静が先だと、TとKの間で変態(アブ)はどっちだとナジリあいが発生します。
このあたりのやり取りは、小説には無い展開です。
静の同窓生T
・Tの父親は新京にいたため、容疑から外れます。
・蒸発者がお互い接点が無いこと。被疑者のアリバイがあることに月野沙漠は違和感を覚えます。
・ドア係が出張している、なんて馬鹿馬鹿しい。有楽ホテルへ月野沙漠は向かいます。
銀座方面でセヒラ反応が。鈴代とはここでお別れです。
スポンサーリンク
6-10
乱歩作『妄楼』・後編
・ドア係りが出張中と伝えたクローク係(酸化した油のような匂い)、本当に津軽で合宿していると主張。
・千代子の女給仲間、支那の黒社会(被疑者)と繋がりがあり、身売りされたのでは?
女給R(になりきった愛読者 何度も怪人になっている?)
・黒幣(フェイバン)に連絡を入れた女給R。千代子は誰かを殺したかったとか。しかし未達であり、誰を殺したかは知らない。
・ドア係。帰ってこない。月野沙漠は殺されたのでは? と疑います。
・直の行動を監視する、月野沙漠。直は実に! 一人六役を演じていたのだ!
・ドア係、やはり殺されたのでは? 六役の人間が互いに入れ替わり、役割を演じたのでは? と沙漠。
・事実、ドア係は黒幣に殺されていました。
美禰子(に扮した愛読者)
・クローク係も美禰子の演技であったと沙漠。証拠は髪の椿油。すべての部屋に椿油のにおいがしたという。
・黒幣(フェイバン)も殺されていましたが、犯人は不明です……。
これで物語りは終わりですが、現実のセヒラ反応はまだ続きます。
読者が続きを創作して語り合っています。
・大連で殺された支那黒社会黒幣(フェイバン)の暗殺者。犯人は莫大小(メリヤス)工場の社長、静の同級生Tの父親だと、月野沙漠
・黒幣(フェイバン)とは女給の千代子が連絡付けを、三千代が集う相場師にはクロークの征服をちょろまかすよう頼んだ。
・御米、酒屋に葡萄酒に砒素を入れて飲ませ、入院させ、麻酔薬を盗み出すように脅した…。
色々と妄想が膨らんで良く分からないことになっています。
周防さん、幻影城で変調をきたしたらしく、現場へ急行します。
続きが知りたい周防は乱歩先生に即興で話の続きを聞かせてもらいました。
直が最終的にひとつの人格に戻る話を。
周防さん、直の人格が宿り……何か他のものにも取り憑かれているようですが。
周防彩女
この事件、水面下で続きがあり、熱狂的な愛読者たちの手によって登場人物が増え、
最終的には二十四人の人格、十二階建ての妄塔となったのです。
6-11
タナトスの誘い
上野公園に死ぬ死ぬを繰り返す厭世集団が。
死ぬ死ぬ団。教唆せぬよう上からのお達しでへんちくりんな名前になりました。
ユリア曰く、タナトス、死への憧れがセヒラと影響しているようです。
上野恩賜公園でオルフェウス(オルペウス)教、オフィーリアの詩、
ずいぶんと西洋思想に傾倒した人たちが。
上車坂町の旦那
上野動物園に奇妙なものが、と梨央。
近いのでついでに確認しましょう。
変なぬいぐるみが。変だな。
入谷町の医者(テトロドトキシンを飲んだ)
まだセヒラ反応が残っています。どう考えても変だな、ぬいぐるみ。
着ぐるみですか。被らないほうがいいと、通信の梨央。
被れ! というフリだと、優しいお兄ちゃんは察してくれました。
着包みの中は異界でした。
自殺に憑かれたアストラル→死に損ないアストラル→死を諦めたアストラル→死を模索するアストラル
ややこしいですが、タナトスの誘いによって複数のアストラルが合体していました。
もう一度上野動物公園に戻ります。
動物宣伝部長がのっそりと現れて、この着包みは女物の着物で出来ているといいます。
というかこの宣伝部長、女物は直で着るものだ! 宗旨替えしてない! と。昔アストラル体と会いましたか。アストラルも喪神を確認しているようですね。
6-12
セヒラ特異点
ユリアのフロイライン(ホムンクルス)、バージョンアップしたようです。石は四石ですが状況判断能力が上がったとか。
街中で猟奇歌(夢野久作が詠んだ口語短歌)を拾い続けて、ユリアも解析に疲れている様子。
九頭が報告に来て、高輪で大きな人形が。上野動物公園の事例もあり、突撃します。
魚籃坂にてセヒラ反応が。
高輪台町の扇子屋が着包みに近づくと気絶してしまいました。思念に取り憑かれた男が襲い掛かります。
比類舎革命隊Mの思念 比類舎革命隊Aの思念
片方はホムンクルスが対峙します。
着包み事件、またもや帝都満州に秘密が。
セヒラ歪振器を新山技師から受け取ります。特異点の在り処を判明することができ、もしかすると麗華さんの居所も分かるかもしれないとのこと。
魯公は京都のお伺いを立てることに。釣鐘を引き入れたことも含めて、何もかも京都の青写真通り。新山は一人ごちます。
高山延吉へ。タナトスに誘われたアストラルが大勢います。
歴史アストラル
心中アストラル(坂田山で昇汞水を飲むのが心中の王道)
一通りアストラルが消えたところで、装置を設置します。
設置した装置からの解析の結果、清正公前電停の近くでセヒラの特異点が見つかりました。
新山技師も同行します。異様な光景……。傍の民家に巨大な光球が。
あれこそがセヒラの特異点。新山技師、得意点に巻き込まれました。
行方不明になった月詠麗華。誕生を暗示するような光球に包まれていました。
6-13
ゆりかご(ヴィーグ)
突如、白金の上空に現れた光球。
人々がカグツチを呼び、新聞が書き立てラヂオが中継し、
物見遊山の市民が押しかけ、現場は大混乱です。
魯公、あれはセヒラの塊だと断言しますが、ユリアの見解は
少し異なるようです。
あれは、異界が帝都に出現した姿ではないか?
触れ合う面積が最小になるように球体を取っているようだ、と。
歩一から連絡が。麗華が見つかったと。
球体の中にいたと思っていましたが。現場である
魚籃坂に向かいます。見物客はカグツチに中てられたのか
皆一様におかしなことを口にしまいます。
月詠麗華(無言)
この麗華はドッペルゲンガーだ、とセヒラ反応を比較しながら梨央。みすじ通にもセヒラ反応があり、そちらに向かいます。
みすじ通では第三連他の召喚小隊が全滅していました。
審神者全部で六体を確認、と神鳥谷(ひととや)軍曹。
珍しい名前の人間を集める趣味でもあるのだろうか?
同時に鬼龍小隊長は所在不明だそうです。
月詠麗華(ドッペルゲンガー)
続いて清水谷公園。ユリアのフロイラインがそこに向かったとの報告が。
メイド型ホムンクルス(ドッペルゲンガー)
どうしてドッペルゲンガーが現れたのか。
来客があり、喪神は山王ホテルに戻ります。
来客とは、京都から来た聖宮親王―ー。
京都の瑛山会に所属し、山王機関設立に一枚噛んでおり、
また京都でも波形分析をしている……そうです。
鬼龍は京都の第十六師団で保護していると。
理由は、麗華から遠ざけ、麗華の審神者としての覚醒を阻害する為。
麗華は東雲の奥義を鬼龍大尉に求めています。
鬼龍は、渡独以前に審神者の域にありましたが、
トゥーレの館で召喚師のマイスターの実力も持ち合わせるまでになりました。
しかし、二つの大きな力が阻害しあい、実力を出せずじまい……ということでしょうか?
新山さん、急にエスペラント語を話せるように、どれもこれもセヒラ球の異常現象です。
件の麗華が、青山ホテルで見つかったと新山技師。急いで保護に向かいます。
麗華が思ったことが、揺り籠の中ででは可能となる。
麗華は、以前喪神達が分身を現したことが羨ましくなり、
ドッペルゲンガーが出現したようです。
フロイラインも願ったのだろうか? 訝るユリア。
喪神のようになりたい。そう願う麗華。
…
カグツチ騒動はひと段落しました。
ナチのフォス大佐。次章より登場です。
第六章後半のまとめ
・麗華さん。ようやく見つかりました。しかし……。
揺り籠の中で尋常ならざると言ってよい程に力を蓄えています。
麗華さんそのものが帝都にとっての危機といっても過剰ではない程に。
第七章・前半に進む
© Donuts Co. Ltd. All rights reserved.